山の辺の道は、奈良盆地東側の山すそを、奈良から明日香に通じる日本書紀などにも記述がある日本最古の古道です。
そのうち、ハイキング道としてよく整備されている天理駅から桜井駅まで、約16キロを歩きました。
古代史的にも見所の多い所ですが、掲載写真は、ほんの一部です。
自宅 = JR奈良駅 = JR近鉄天理駅 = 山の辺の道ハイキング = JR近鉄桜井駅
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JR桜井線の天理駅です。
列車本数の割には、大きな駅です。
ここ天理市は、一宗教団体の名前がそのまま
市名になった全国でも珍しい市です
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天理駅前から、天理教教会本部まで
続く天理本通り商店街≠ナす。
奈良県で一番長い、アーケード商店街です。
地域の商店街の他に、天理教に参拝する
人達の参道も兼ねていると思います。
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天理教教会本部の神殿です。
1838年(天保9年)10月26日に教祖
中山みき≠ェ神の啓示によって始められた
宗教です。
毎月26日の月次祭には、全国から沢山
の信者が参拝にきます。
まわりには、教団関連の詰所、学校、病院
など、天理教独特の建物が一杯です。 |
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天理教教団の建物を抜けると、
山の辺になります。
のどかな風景に変わります。 |
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すぐに石上神宮に到着しました。
4世紀、崇神天皇の頃に創建され1700年
余りの歴史を持つ、日本最古の神社です。
古代、物部氏の信仰が厚かった神社です。
本殿は、この奥にあります。
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石上神宮神苑には、野生の鶏がいます。
奈良の春日大社の鹿と同様、鶏も神の使い
なんでしょうか? |
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農業用溜池や、ミカンや柿畑の、のどかな
道を進みます。
天理市は、ミカンの生産が盛んな所です。
ここ山の辺の道は、別名東海自然歩道
です。
東京の高尾から大阪の箕面まで続く
ハイキング道です。
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山の辺の道から、付近の集落を眺めました。
山の辺の道は、所々集落もあり、生活感も
感じる道です。
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山の辺の道より、新緑の大和青垣の山々
を眺めました。
なだらかな山々が、奈良市から桜井市へと
続いています。 |
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竹之内環濠集落と思われる地域です。
戦国時代、自衛の為、集落の回りに堀を
作ったのが、今も残っています。
※この写真が、竹之内環濠集落かは、
定かでは、ありません<(_ _)>
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農村集落の中を歩きます。
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弘法大師創建の長岳寺の山門です。 |
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崇神天皇陵です。
巨大な前方後円墳で、この付近は奈良でも
大きな古墳が集まる地域です。(柳本古墳群)
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少し離れた所から見た、崇神天皇陵です。 |
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山の辺の道より、大和盆地の、のどかな
風景を見る事が出来ます。 |
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同じく、山の辺の道より大和盆地の風景です。
小さく見える山が、大和三山です。
(畝傍山 天香久山 耳成山)
遠くに、大阪との県境に連なる、生駒 信貴
二上 葛城 金剛の山々が見えます。 |
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桜井市に入ると、三輪山が近くに見えて
きます。
三輪山は、大神神社(三輪明神)の
御神体です。 |
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写真からは、神社に見えますが、これも
古墳です。
最近有名になった古墳は、三角神獣鏡が
発見された、黒塚古墳が近くにあります。 |
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山の辺の道には、無人の販売所が
沢山あります。
今の季節は、ミカン ワラビ 竹の子 ふき
など・・・
また土地柄、三輪素麺も売られていました。 |
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大神神社(三輪明神)近くの神社です。
心身共に落着く風景です。 |
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大神神社(三輪明神)に到着.しました。
石上神宮と共に日本最古の神社です。
奈良県内でも、春日大社 橿原神宮と
共に参拝者が多い神社です。
ここから、山の辺の道を後にして、JR三輪駅
に向かい、桜井市の街中を歩きJR桜井駅に
向かいました。 |